ElywhereとPRATEXOがEV充電ステーションインフラの革新的ソリューションで業務提携


革新的なソリューションの提携により高度なエッジコンピューティング機能を備えた半移動型DC充電ステーションを実現しました。
ノルウェー、オスロ
EV充電プロバイダーとしてリーディングカンパニーであるElywhere(エリウェア)は、大型バッテリーパックを内蔵した半移動式、簡単設置、高出力の特徴を持つEV充電ステーションを提供しています。この画期的なデザインにより高出力グリッド接続に依存することなく、150KWで複数回充電し、電力供給に制限のある地方でも高出力の電力を利用することが可能になります。この充電ステーションは、太陽光発電などの再生可能エネルギーとの統合を促進し、電力バランシング市場を実現するイノベーションのプラットフォームとしての役割を担っています。
Elywhereは、この革新的なソリューションを実現するために、卓越したエッジ・トゥ・クラウド・ソリューションを提供するPRATEXO(プラテクソ)と戦略的パートナーシップを締結しました。この提携により、Elywhereの最先端の充電ステーションとPRATEXOの先進的なエッジ・トゥ・クラウド・ソリューションプラットフォームやデマンドリスポンスなどの優れた機能を相互に効果的に利用できます。本提携は、電力グリッド、分散電源、バッテリー間の電力配分をインテリジェントに管理することで、EV車や送配電事業者のニーズに応じ最適化された高出力充電サービスを提供します。
ElywhereのCEO、Kenneth Haugeは次のようにコメントしています。「Elywhereの半移動式充電ステーションは、電力グリッドの制限に関係なくどこでも急速充電できる画期的なソリューションです。PRATEXOと提携することで、エッジコンピューティングの力を活用し、当社の充電インフラの可能性を最大限に引き出すことができます。この協業により、充電ステーションの制御、監視、電力バランスをリアルタイムで最適化し、EVドライバーの充電体験を向上させるとともに、電力グリッドに与える影響を最小限に抑えることができます。」
PRATEXOのエッジコンピューティングプラットフォームにより、Elywhereの充電ステーションは、DC充電システム、バッテリーシステムやその他の関連情報(履歴データ、EV車の詳細データ、天候や交通データ、環境センサーデータなど)などのシステムやセンサーのデータを活用できます。これらデータを統合的に処理することにより、クラウドに接続できないオフラインの状況でも、制御、デマンドリスポンス、監視、電力バランスなどのリアルタイム・アプリケーションが可能になります。PRATEXOは、充電ネットワークの運用クラウドアプリケーションや監視システム、充電ステーション管理者向けダッシュボードも開発しています。
PRATEXOのCEO、Blaine Mathieuは次のようにコメントしています。「PRATEXOは、最先端のエッジ・トゥ・クラウド・ソリューションを加速するプラットフォームプロバイダーとして、電化の動きをグローバルで促進しています。Elywhereとの協業により、EV充電インフラに関するElywhereの専門知識と当社のエッジコンピューティング能力を組み合わせることで、EV充電システムをリアルタイムでよりスマートに制御・最適化することができます。私たちは、EVの普及を促進し、より持続可能な未来に貢献するというElywhereのミッションに参加できることを誇りに思います。」
ElywhereとPRATEXOのコラボレーションにより、充電インフラの機能とフレキシビリティを拡大することができます。将来的には、地域の発電、ビルのエネルギー管理、ピークカット、フレキシブル市場への参加などのサービス連携することで、EV充電プロセスを円滑にし、電力グリッドへの影響を最小限に抑え、電力の安定性と効率の向上に寄与する計画です。
PRATEXOのエッジプラットフォームは、仮想発電所のエコシステムにおいても非常に適応性の高いソリューションです。ハードウエアに依存しないため、コンピューティングハードウエア、充電システム、バッテリー、クラウドサービス、その他の電力コンポーネントに幅広く対応することができます。これによりElywhereの充電ステーションは、将来的に異なるハードウェアコンポーネントを充電システムに組み、他のエネルギーソリューションに迅速に拡大できる前例の無いフレキシビリティを備えています。
PRATEXOが実現するエッジ・トゥ・クラウドアーキテクチャ
PRATEXOプラットフォームは、充電インフラにおけるコアアプリケーションに加え、電力市場へのコンテンツ配信、充電ステーション監視、顧客コミュニケーションなどの革新的なアプリケーションにおいて、新たなデータソースとのデータ連携を容易にします。
PRATEXO社について:
PRATEXOは、クラウドコンピューティングのメリットをインダストリアルエッジに導入し、世界を電化するために必要なエッジソリューションの開発・運用を加速するプラットフォームです。PRATEXOエッジマイクロクラウドは、オープンかつ実績のある技術をベースとしており、フレキシブルでスケーラブル、プライベートかつセキュアで、ローコード開発プラットフォームのPRATEXO Studioは、複雑なプロジェクトの市場投入期間を数ヶ月から数日に短縮します。
https://pratexo.com/ja/
Elywhere ASについて:
Elywhereは、EV車の充電インフラに革命を起こすノルウェーの革新的な企業です。EV車の普及を阻む障壁を取り除き、どこでも急速充電ができるようにすることを使命とし、画期的なES360 Super Chargerを開発しました。この移動式、バッテリー式、グリッド電源式の急速充電ステーションは、EV車の充電ニーズが高く、充電器設置のためのグリッドの予備容量が限られている場所向けに特別に設計されています。ES360 Super Chargerは、インテリジェントなソリューションを提供することで、急速充電に利用できる最大電力を効果的に増加させ、より持続可能な未来に大きく貢献します。
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